姫(50代父)と じいや(30代娘)の鹿児島マラソン旅 ~3日目~

行ってみた

タイトルはマラソン旅になっているものの、
姫の気まぐれで唯の鹿児島旅になり、桜島に行きまして迎えた3日目。

砂蒸ししたり、またしても鹿児島ラーメンを食べたり、桜島の噴火を見たりと盛りだくさん。

お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。

指宿で砂に蒸される


本日は朝早くから指宿に向かう。
姫との旅は基本朝早く、夕方撤収だ。

っていうか指宿は昨日マラソンで行くはずだった場所だ。
マラソンの後、姫を何処かで風呂に浸けてそのままうろつくつもりだったのだ。

しかしそう言っても仕方ない。私の好きにさせて貰う。
快速なのはなに揺られてガタゴト。一時間ちょいくらいで指宿駅に到着。

目的地までは駅から徒歩20分程。
夏以外は歩けたら歩くタイプなので歩いて向かう。
夏はダメだ。暑いから。無理だ。

途中で宣伝している『温たまらん丼』なるものを食べてみたいと軽く言ってみたものの

「俺は別に良いかな~」と一言。

姫の言葉を直訳すると

「食べたくない。他のものが良い」

ということなので「じゃあいいや」とあっさり諦め。
姫の「別にいいけど」基本良くないのだ。今度来たら是非食べたい。

今日は砂蒸し風呂がしたい、という私の主張の為に砂むし会館砂楽までやってきた。

指宿温泉 砂むし会館  砂楽 (sakura.ne.jp)


まずはフロントで受付をし、浴衣を受け取ってそれぞれ着替えに。
全力で楽しむために化粧は落としていく。
満潮だったため室内での砂むし。

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屋根の下のコーナーに案内されて寝転ぶと砂を掛けて貰える……のだが


スコップが近いし砂を掛ける音が響くし土でどんどん重くなるしで
『今、埋められてます』感がすさまじい。

何故かこの状態の写真撮影をしてくれた。化粧落とすんじゃなかった。眉毛が無い。

鹿児島-17を拡大表示

ずっしり重たい砂に埋められ顔だけが出た状態。
身動きが取れないので隣の様子は解らない。
芯から温まる感じがして気持ちがいい。
が、じわーっと汗が噴き出てきて目が痛い。

10分ちょい蒸されてオラッ!と勢いよく起き上がると砂まみれだ。
シャワーを浴びて砂を落とし、中の温泉に浸かってすっきり。

化粧直しするから待ってて!と命じておいたので、その間姫はリラックスゾーンでジュースなんぞ飲んで待機。
合流してしばしまったり。

鹿児島ラーメン再び


昼ごはんどうする問題について、
姫の「鹿児島ラーメンもう一回食べたい」の一言で
指宿グルメは何も食べずに鹿児島市街に戻ることに。食べたかった。

光の速さでルート検索。
地方に行くときは電車一本、バス一本逃すと結構な時間のロスなのでこれが大事である。

丁度乗り継ぎが良いバスがあったので乗り、そのまま往路と同じく快速なのはなに。

帰路の途中、昨日行った桜島が煙を出していることに気が付き
テンションを上げる姫とじいや。写真を撮る。

鹿児島-18を拡大表示

昨日じゃなくて良かった(灰的な意味で)と言い合い市街へ。

ラーメン屋『豚とろ』に入り、お腹もすいていたので
豚とろラーメンに加えガッツリとチャーマヨめしなんて頼む。


姫は辛子高菜とメンマのラー油めし。共にカロリーの海でバタフライ。
鹿児島のラーメン屋と言ったらこれ!と
一昨日知ったばかりのくせに通ぶって漬物を齧って待つ。

慌てるんじゃあない。しかしとにかく腹が減っていた。砂むしの効果は抜群だ。


やっぱりこってこての見た目に反して食べやすい。
しかし小さめと言えど丼を付けると結構お腹いっぱいになる。
空腹の時に調子に乗って注文し過ぎるのは良くない癖だ。

一方姫はペロリと食べきっていた。マラソンを初めてから本当に良く食べる。
そして痩せている。マラソンおそるべし。

完食して店を後に。
母にお土産なんぞ見て、そろそろ飛行機の時間が迫ってきたので
空港行のバス乗り場へ姫を送る。
大きい荷物は朝ホテルから送ってあるので帰りは楽ちん。

見送った後は母に姫を送り出したと連絡を入れる。
これにて任務は完了である。

俺だけの時間だぜ~一人観光タイム~

その後。まだ私には時間があった。
新幹線まで3時間近くある。
姫が帰った後、散策するつもりで遅めのチケットを取っていたのだ!
預けた荷物はそのままに、散策だ。自由だ!

初日に駅で見かけたイベントをぐるっと見てから
まち巡りバスにまたしても乗って、バスの中から名所を眺める。
基本乗り物が好きなので名所を眺めているだけでも非常に楽しい。

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桜島からは未だ元気に煙が出て居る。

鹿児島-21を拡大表示

その後、途中下車してうろうろ歩く。冬とは言え歩いていると暑い。
途中で見た照国神社の色合いの可愛らしさについつい写真を撮り参拝。

鹿児島-23を拡大表示

気が済むまで歩いたら白熊……と見せかけてカフェ 彼女の家』にて黄熊を食すことに。

これも美味い。マンゴーとバナナがごろごろ入ってて最高。

っていうか一番小さいハンディサイズでこの盛り。贅沢品だ。

この後は駅まで徒歩で戻り、荷物を回収し、新幹線で帰路についたのであった。

旅のまとめ

鹿児島市街は巡回バスの使い勝手が良く、ご飯も美味しかった。
しかし指宿はもう少し見て回りたかった。

マラソンのはずの姫に合わせてプランを組んだ為に行けなかった霧島
ちょっと足を伸ばした枕崎にも行きたいし
姫が苦手な鳥刺し黒豚のしゃぶしゃぶも食べたい。

なにより、満を持して夏の白熊を食べたいのでまた是非鹿児島に行きたいものだ。

そして完全に余談だがこれを書いている間、見つからない写真があり姫に
「鹿児島行った時の西郷どん関連の写真残ってる?」
と連絡したところ「今度は夏の白熊食べたいと返信がきた。

結局似た者同士なのでまた旅に出る予感しかしない。

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