「土日に京都に行くならアレを買ってきて欲しい」
そんなことを同居人が言い出した。
アレと言われても解るはずもない。アレって何と聞いたらば。
「超有名なパティスリー(オ・グルニエ・ドールのことだった)の
オーナーパティシエのキンゾー(西原金蔵氏)が
土日限定で開けてる店の宝石みたいなお菓子が食べてみたいんだよ~」
勢いよく説明され、京都にあるんだって!プロフェッショナルで観た!と付け加えられまして。
京都・キンゾーで検索したら出てきました。
confiserie ESPACE KINZO(コンフィズリー エスパス・キンゾー)
しかしコンフィズリーってなんぞ?と調べたところ
砂糖を主な材料として作るお菓子、小さな砂糖菓子とのこと。
しかし本当に宝石みたいな綺麗なお菓子の写真に俄然興味が湧いてきた。
これは是非食べてみたい!
そんなわけで行ってきました。
コンフィズリー エスパス・キンゾーは整理券が出るよ
京都は美味しいものの宝庫。
パンも有名ですね。
今回目指すのは烏丸。
コンフィズリー エスパス・キンゾーは
阪急「烏丸駅」から徒歩約5分、地下鉄「四条駅」からでも徒歩約5分。
錦市場から出てすぐにお店を発見。
9時20分頃に来ましたので、流石に準備中なわけですが。
コンフィズリー エスパス・キンゾーでは整理券なるものがあるのです。
9時頃から配布されるチケットを6番目でゲット。
オープンは13時です。
因みに近々の営業日はこちら。
以前は毎週土日にオープンしていましたが、
現在は第2第4週の土日のみの営業。
そして!1月はマルっとお休みなのでご注意を。
さて整理券をゲットしたのでオープンまで京都を散策しましょう。
この日は岡崎神社に行ってきました。
宝石みたいなお菓子を買いに
13時になりましたらオープン。
既に外に列が出来ていましたが、お待たせチケットの順番で入店します。
店内にはカフェスペースも。こちらでシャーベットを頂けるんだな。
さて店内で並びます。
パート クルスティヤンをたくさん買うお客さんや
昨日来て今日も来たのでイートインだけのお客さんも。
トイレもありました。
ありがたい。
並んでいる途中にディスプレイが。
ここで何を買おうかなーと最終確認。
たくさんの種類を楽しめるAセットと、シェアにぴったりなBセット。
迷うところですが大人なので両方買えます。大人だからね!
こちらはフランボワーズの果肉がたっぷり入ったフランボワーズ・ショコラとオレンジマーマレード。
誘惑が多い。さてどうしましょう。
順番がきましてレジ前に。
試食がありました。本日は柚子。
因みにコンフィズリーエスパス・キンゾーではカードは利用できないのでご注意を。
ここでイートインの注文もできまして、お店の方が席を取ってくれます。
勿論お願いしました。食べるぞ。
そしてなんということでしょう。
金蔵氏から「フランボワーズ・ショコラの味見しませんか?」
と嬉し過ぎるお言葉が。
自ら取り分けてくださいました。
写真をお願いしたらマスクを取ってくれる優しさよ。
お味はですね。
フルーティで複雑な味のハチャメチャに美味しいチョコレートと言えばいいのでしょうか。
語彙力がないのでこんな感じになるのですが物凄く美味しい。
フランボワーズ・ショコラは冷凍して長い間楽しむのがおススメとのこと。
こんな美味しい物をずっと楽しめるの最高過ぎる。
濃厚なのに軽い食感のシャーベットを頂きます
案内された席でシャーベット待機です。
わくわくしながら待ちましょう。
本日の購入物はこちら。
パート クルスティヤンAセット: 1850円
パート クルスティヤンBセット: 1550円
フランボワーズ・ショコラ : 1350円
イートインシャーベット : 980円
計5730円也。
そしてやってきました。
ビターチョコレートのシャーベットと
オレンジのマーマレード。
これらを一緒にではなく、交互に食べて欲しいとの説明が。
なめらかで濃厚なチョコレートが舌でサラサラ溶ける不思議。
ジューシーな中に苦味がほんのりあるマーマレドと交互に頂くとまた違った美味しさ。
甘酒のシャーベットも食べてみたかった。
温かい飲み物があったら頼んだのですが、イートインはシャーベットのみだったので残念無念。
実食!パート クルスティヤン
両方買いましたパート クルスティヤンを自宅で実食です。
箱を開けるとこんな感じ。わくわくがとまらないぜ。
琥珀糖からヒントを得て作られたお菓子はどんな味なんでしょうか。
Aセットの中身はこちら。
黒豆・松の実・ゆず・フランボワーズ バート・ド・フリュイ ピスタチオ・蒸し栗 イタリヤ産は各一つずつ。
オレンジココア・ローズ・生姜が二枚ずつ入っています。
Bセットは黒豆・ゆず・ローズ・松の実が各二つ。
生姜四枚入っていました。
中身は季節で変わるそう。
宝石みたいな見た目にテンションが上がった為、ここから写真が続きます。
表面はパリッと、中は柔らか。
サクサクなのにしっとりした食感のお菓子。
周りのカシャっとした歯触りを楽しんでいると、
中身はビックリするくらい瑞々しく、素材の風味がブワっと鼻に抜けます。
美味しい!!!!
これはじっくりゆっくり楽しみたいお菓子。
賞味期限は3週間ほどあるので少しずつ楽しみました。
詳しい味は食べて確かめて欲しい……!
まとめとおさらい
第二・第四週の土日にだけ開くお店、コンフィズリー エスパス・キンゾー。
京都に行くなら是非寄って欲しいお店ですが、不定休なのでご注意を。
なんと1月はマルっとお休み。
2月は2/11、12・2/25・2/26のオープンとなります。
整理券は9時から配布。
お店が開くのは13時~17時。
整理券なしでも大丈夫ですが、売り切れることがありますので
確実に購入したい方は早めの来店をお勧めします。
この断面の美しさ。
そして繊細な美味しさ。
お菓子の素晴らしさは勿論、オーナーの金蔵氏の人柄も温かく、一気にファンになってしまうお店でした。
また行こう。
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