47都道府県を旅してあともう2県のよしきちです。
その残り2県は宮崎県と沖縄県!
そんなこんなで今回は宮崎県に行くことにしたわけですが。
当方煌めくペーパーゴールド免許の持ち主。
最早アクセルとブレーキがどっちか迷う人間なので
車なんて乗れるわけないんだな。
これはまさに地獄への片道切符やぁ~。
しかし宮崎県は車ありきだと聞くわけで。
でも無い袖は振れん。振れんったら振れん。車なしでなんとかしてやるぜ。
ってことでタイトルに偽りなく車無しで宮崎を旅してきました。
今回は高千穂編!
お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。
高千穂へは熊本空港からの方が近い。
当方関西民の為、宮崎へは飛行機一択……なのですが。
今回まず目指す高千穂は宮崎空港からよりも
阿蘇くまもと空港からが近いんだな。
ですので満を持してプロペラ機。初めて乗るぜ。
伊丹空港からビューンと阿蘇くまもと空港。
ここで一個やらかしたことと言いますと。
お店が基本的に搭乗後ゾーンにあるってとこです。
到着次第さっさと『二度と戻れんけどいいな?』ゾーンから
出て「朝ごはん食べよ★」って思ったら取り返しがつかんかったんよ。
カフェはあるけどこの後昼ご飯を食べない行程を組んでいる
(素人にはおススメ出来ない)ため、ガッツリ米食いたい。
そんな中で見つけたポーたま。
ポーたま 阿蘇くまもと空港店|阿蘇くまもと空港 オフィシャルサイト (kumamoto-airport.co.jp)
ポーたまは、ポークランチョンミートと玉子焼きをごはんと海苔で挟んだ沖縄の家庭料理。
へえ…沖縄かぁと思いつつ美味しく頂きました。助かった!
腹ごしらえが済みましたら予約していたバスに乗ります。
10時10分発。
途中でトイレ休憩を挟みつつ2時間ほどで高千穂バスセンターに到着!
高速バスのハイウェイバスドットコム 全国の高速バスを簡単予約 (highwaybus.com)
雨~~~!!予報通りの雨~~!!
因みに高千穂バスセンターのスタッフさんは
外国人観光客に慣れているらしく、英語べらっべらでした。
荷物預かり300円也を利用して早速観光です。
目的のバスがすぐ来るのです。
何が何でも天岩戸と天安河原が見てみたい。
それでは宮交バスセンター発「高千穂回遊バス」に乗車して天岩戸神社を目指します。
本数が少ないので要注意!
※宮交バスセンター(高千穂)=高千穂バスセンターの
方程式は覚えていて損はないと思います。検索時に惑わされました。
バスに揺られて15分ほど。
天岩戸神社にやってまいりましたよ。
そう、古事記に出てくる天岩戸が祀られておるのですよここは。
天岩戸神社は宮崎県高千穂町に鎮座し、日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれております天照大御神様のお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしており、天岩戸神話の舞台となった場所でございます。
【公式】天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)|天岩戸神話|宮崎県|高千穂町 (amanoiwato-jinja.jp)
西本宮の案内集合場所で待機。
受付とかはとくにありません。時間まで待機。
時間になると案内役の方が現れて、ゾロゾロと着いていくスタイル。
ここから先は神域のため、撮影禁止となります。
天岩戸を見せて頂き「神話で聞いたことあるやつだ!」とはしゃぎました。
良い体験でした。。。
天岩戸神社に参拝しましたら、歩いて10分の天安河原へ向かいます。
こちらは古事記にて、ざっくり言うと太陽を司る天照大神が
怒って引きこもってどうしましょ。な相談をしたと言われている場所。
こちらは24時間参拝可能ではありますが。
夜は真っ暗ですし、すってんころりんしたらこの川です。
明るい時間に行きましょうね・・・。
足元に気を付けてトコトコ歩いていたら突然現れるこれ。
ゾクっときましたね。なんか。
洞窟状になっていてその中に祠があるんです。
そしてそして。
その周りは詰まれた石。
雰囲気が神秘的で、雨なのがまた良かった。
しばしボーっと見てしまいましたね。
今回の旅行の目的の一つ達成できてうれしみ。
高千穂峡…こいつはグレートだぜ。
またバスに乗ってバスセンター付近に戻ります。
運転手さんが「どうでした~?」と気さくに話しかけてくれました。
「良かったですが枯れ葉でズルズルなので超怖かったです!」
と元気よく答えたり。
これは車窓から見える畑。
綺麗な段々。
バスセンターまで戻って荷物を回収し、本日のお宿に預けたら
歩きます。車が無いので歩きますよ今日も。
結構アップダウンがある道なので、私みたいに歩きでなんとかしようとする民は歩きやすいスニーカー必須。
結構長いぞ高千穂峡。
それではウロウロしていきたいと思います。
では有名な真名井の滝から!
こちら、普段はボートで滝の付近まで近づいて見学できるのですが、
雨で増水のために運営中止でした。
橋からみんな写真を撮ってまして、何組かに声を掛けて集合写真を撮ったりも。折角だったら皆で写りたいかなと。
川沿いに歩いていくとこんな感じで自然が生み出した
造詣があちらこちらにあってテンションがどんどん高くなる。
「わーー!!すっげ!!」と満喫していきますと。
鬼八の力石。
でっかいなこれ。約200トンあるとか。
因みに高千穂峡が気に入った上、一人旅で自由気ままなので
1.5往復しました。
外国の方も多かったなー。
歩いて歩いて古事記ゆかりの神社巡り
高千穂峡ではしゃぎ過ぎて旅館のある辺りまで戻るのに汗だくになりました。4月上旬なのに。
歩いてますと古事記に出てくる神様の像が次々と現れるので
その度に写真を撮りつつ。
雨だしもうクタクタだけど行ってみたい神社が二つ。
ちょっと距離はあるけど、ねえ。
「歩くか……」とまた歩く。
これだからいつも一人旅になるんだな。
さてさて上着を小脇に抱えてやってきましたのは
槵觸神社。天孫降臨と言えば槵觸神社。
天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)の天降り神話として、古事記に「筑紫の日向の高千穂の久士布流多気に天降ります」とあり、古くは「くしふる峰」をご神体としてお祀りしていたが、元禄7年に社殿が建立され、瓊々杵尊をはじめとする国譲り神話の神々が祀られている。天孫降臨の際、くしふる神社のご祭神でもある武甕槌命(たけみかづちのみこと)と建御名方命(たてみなかたのみこと)が行った力比べが相撲のルーツとされています。
槵觸(くしふる)神社/高千穂町 (town-takachiho.jp)
木が鬱蒼と茂ってますし、私以外誰も居ませんでした。
時間帯もあるとは思いますが独り占め状態。
「天孫降臨…フヒ…」と呟いても一人。
続きまして更に10分ほど歩きます。
お次に来ましたのは荒立神社。
瓊々杵尊(ににぎのみこと)が天照大神の命を受けてこの国に降臨される途中で天孫一行を道案内をされた猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)が結婚して住まわれた地と伝えられ、切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造ったため、荒立宮と名付けられたといわれています。
このような言い伝えから縁結びに、ご利益があるとされています。
荒立神社 | 観る | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報 (takachiho-kanko.info)
縁、結びたいね~~!!と思いつつ参拝。
芸能と縁結びにご利益があるので、芸能人の方も訪れるとか。
まあ、この日は貸し切り状態でしたがね。
日も暮れて参りました。
そろそろ宿に戻らないとまずいのでサクサク歩きます。
晩ごはんが待っているので!
途中で寄り道して天真名井。
ニニギノミコトがご降臨の時、この地に水が無く、天村雲命が再び高天原に上がられ、天真名井の水種を移された、とのことらしい。
途中にあった居酒屋がめっちゃ気になった。
折角なので高千穂で夜神楽を見てみよう
本日お世話になりますのは大和屋さん。
高千穂のご飯屋さんは美味しいけど入れなかったら
晩ごはん難民になると噂を聞き、ご飯付きのお宿を探したんだな。
こちらの晩ごはんが盛り沢山だったのですね。
昼ご飯を抜いたのは胃が貧弱人間が晩ご飯を食べ切りたいが故だったのです。
地鶏もカツオも鮎も天ぷらも小鉢も美味しかったのですが、
高千穂牛が美味し過ぎて笑った。
脂…にくづきにうまいで脂…。
これはお宿名物の鍋。
夜神楽に行くからな~と最初は理性でお酒を飲むまいとしていましたが、
気が付いたら真っすぐ手を挙げて地酒を頼んでいました。
お酒、美食…幸…。
旅館 大和屋お腹一杯になってしばしまったりしたら夜神楽へ行きましょう。
当日受付もありますが、予約が安心。
1000円なり。
高千穂の夜神楽 | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報 (takachiho-kanko.info)
お宿から数分で着きます。
夜神楽の名の通り、夜なので周りは真っ暗です。実際は。
20時から1時間の舞台。
座布団を宿で貸してくれたのがありがたいですね。
後方腕組彼氏面スタイルで見学するつもりなので
一番後ろに座りましたが、この後更に人が増えてびっしり埋まりました。
人気!!
高千穂神社の夜神楽では、「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」の四番を観覧することができます。
撮影可なので撮影しつつ、舞台も見つつ忙しいぜ。
拍手したり笑ったりしつつ見る神楽、見に行って良かったです。
21時には終わりまして、宿に帰ってお風呂に浸かり熟睡。疲れてたので!
翌朝。朝ごはんをもぐもぐ食べて、宮崎市内を目指します。
そんな感じで高千穂を満喫しまくったのでした。
この日は12キロ歩きました。だから一人旅ばっかりしてるんだな。
青島、鵜戸神宮、宮崎市内編へ続く。
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